ヘアライン加工
HAIRLINE FINISH

ヘアライン加工とは
ヘアライン加工とは、単一方向に髪の毛ほどの細かい傷をつける加工法、そのような加工方法による仕上げ方のことです。ヘアライン加工は、旋盤で表面に傷を付ける方法で施され、表面にはつや消しの効果が生まれると共に、金属的な質感を強調する効果が生じます。ヘアライン加工がよく使用されるものとして、アルミニウムやステンレスなどの銀光りする金属素材を中心に、家電製品や装飾品などさまざまな製品と対象として施される金属加工のことです。
主な加工材質・サイズについて
ヘアラインブラシ対応幅
ヘアラインブラシ(ステンレスワイヤー)は、太さ0.1mmのものから、0.20mmまでのブラシを使用しております。
ヘアライン加工により実現する機能性・装飾性
ヘアの目の太さ
ヘアラインの目は、ヘアラインブラシ(ステンレスワイヤー)を製品に押し当て、前後させることで表現いたします。 ヘアライン目は、ブラシを押し当てる圧の強弱により、見た目が変わります。 ステンレスワイヤーは0.18mm(標準)のものから、0.20mmまで保有しております。
高級感を出すことが可能
本来は、傷つけなくてもよいところに、一手間を加えることで高級感を演出することができます。
太さによって変わる光沢バリエーション
化学研磨の仕方によっても光沢の有る無しが違いますが、ステンレスワイヤーの太さにより、光沢バリエーションを増やすことができます。細い目がより多くの光沢を出せます。

機械式ヘアライン:400×450
手掛けヘアライン(特殊):500×600
※ただし、仕上り等の仕様による。機械式・手掛け共に、専用の治具が必要になります。

0.18mm